ピーコルドアンと足育 

”足育” とは
お子さんが自分の足で一生を歩いていくために
体の全ての土台である”足”をきちんと育てること
心も体も健やかにはぐくむ、という意味の言葉です。

ピーコルドアンでは群馬県内の公民館や保育園
またオンラインにて全国各地へ向け
「足育講座」
を定期的に行っております。

こちらでは歩き初めの赤ちゃんを育てるパパママ達に、
「子どもの足の成長のために、これだけは知っていてほしい!」
基本の足育をいくつかご紹介いたします。



子どもの足の成長  〜子ども時代は骨格を整える時期~

つかまり立ちが始まったときから
足は体の全てを支える役割をします。
土台である子供の足をしっかり育て体を作ることで
運動能力の高い集中力のある子供になると言われています。
なぜなら
運動発達と心の発達は比例するため
古くから考えられているのです。
体の発達と子供の意欲なくして脳の発達はないのです。

【レントゲン写真から見る子ども足の特徴】

これは子どもの足の年齢別のレントゲン写真です。

出典:塩之谷整形外科/塩ノ谷香先生の資料より

13歳の写真を見てみると足根骨(踵)が白く写っています。
しっかりと骨化しているためです。
一方の1歳や3歳は、
踵周りや足全体的にぼんやり透明に移ります。

このころの足は軟骨と脂肪でできているため
レントゲンに白く写らないのです。

軟骨組織ということは衝撃に弱く柔らかくデリケート
1~3歳の「歩き始めの時期」においては、
未発達の足の骨を外部からの衝撃から守る
靴底が固く、踵をしっかり守る靴
を選んであげることが大切と考えます。



【脚軸について】

子どもの足は年齢とともにこんな風に変化して成長していき、
6歳ごろからだんだん真っすぐな脚軸になっていきます。
真っすぐな足だと無駄のない理想的な歩きをすることができ
運動のパフォーマンスも上がります。
(※成長には個人差があります)

もし今現在、
・3歳過ぎてもO脚が強い
・1歳ごろX脚気味 

など、この図から足の状態が大きく異なってる場合は
小児整形外科等の受診をおすすめします。

ママパパの安心にもつながると思いますので
一度お子様の足の状態をご確認してほしいと思います。



【3つの足アーチ】

足には3つの足アーチがあり
カメラの三脚のようにしてバランスよく体を支えます。

アーチの役割
・立位姿勢のバランス
・歩行時のバネの役割
・衝撃の緩衝・分散

たくさんの遊びの中で足を使い、アーチを育て
特に内側縦アーチである “土踏まず” をしっかり育てていきたいです。

土踏まずができていないと
×転びやすい
×疲れやすく長く歩けない
×偏平足をはじめ外反母趾や足指の変形

など、
足の成長の妨げとなる原因にもつながります。


また、足アーチを育てるために土や芝など
自然の中では裸足で思い切り遊びましょう。
特に砂場や泥遊びは足裏の感覚刺激になりますので
裸足がおすすめです。



子供の足を健康に育てるために

土踏まずともう一つ大切なのは踵を真っすぐ育てること。

写真は小学生の足です。
左足に引いた水色の線で見えるとおり、
踵がぐっと内側に曲がっています。

これは外反足と言い
このような踵のお子さんは意外に多く、
こうなると偏平足を引き起こし
正しい姿勢や正しい歩行をすることに
弊害が出てくるおそれがあります。

こういう症状が出る場合、
・足に合わない靴
・きちんと紐を締めないで履く
・踵がすり減ったまま靴を履き続けたこと

が原因と考えられます。

関節弛緩のお子さんも
この様な症状になりやすいので注意が必要です。

13歳~14歳ごろ骨化が完了しますが、
子どもの健やかな成長のために
幼少期から見過ごすことなく
真っすぐな足に育てていきたいですね。

この様な変則的な足の形にならない為に
・足に適合した靴
・踵をまっすぐに保てる靴の形
・踵を支える芯のある靴

を選んで歩き始めの時期から足を守りながら成長を見守ることが良いと考えます。



歩き始めに選ぶべき靴のチェックポイント

では、どのような靴が歩き初めの赤ちゃんに適しているのでしょうか??

☆留め具のない靴(スリッポン等)や踵のない突っ掛けサンダル等はNGです。

☆踵をぎゅっと摘まんでもぐにゃっとつぶれない靴を選びましょう。

☆立ちはじめたらしっかり底材がついていて、歩き始めは硬すぎないものが良いです。

☆つま先1/3とは、歩いたときに指が曲がる位置で指も曲がることです。

☆足首が締まるとはくるぶしあたりまで履き口が来ていることを指しています。


歩き始めの靴は特に機能性を重視して選ぶことが大切です。

履かせやすさやお好みのデザインだけでは不十分なこともあります。

今一度チェックしてみてくださいね。

正しい靴の履き方

お箸の持ち方を教えてあげるように靴の履き方もしつけの一つです。

赤ちゃんに靴を履かせる場合、
ポイントは踵(カカト)を床に ”トン!” とすること。
こうすることで靴と踵がピタッと密着し、
フィットして靴を履くことができます。

靴を履くことは毎日の習慣です。
ママパパも一緒にやってみてくださいね!
まず初めに「靴は座って履くこと」からスタートです。


履いた後に甲に大人の指が入ってしまうような隙間はありませんか?
ベルトの靴をお子さんが一人で履く場合、
お子さんが小さなうちは
ママパパが仕上げに締めなおしてあげてくださいね。

この履き方で靴を履くと本当に歩きやすいです。
かけっこの前にもう一度「踵トン!」
紐やベルトをぎゅっと締めなおすだけで
ぐんと早く走ることができますよ♪

いかがでしたか??
これだけは知っていてほしい これから成長するお子さんの足の基本のこと。

元気な土踏まずや、曲がらずまっすぐな足首は
体の基礎となり姿勢を保つためだけでなく
見た目も美しいですよね。

正しい靴選びは幼少期からの美しい足を作る一歩とも言えます。
繰り返しますが元気な足を育てるためには、
適合した靴に加えお外遊びとたくさんの歩行が大切です。

週末はぜひお子さんと公園に遊びに出かけてみませんか^^



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